星のゼウスおりゅッセイ! 紹介

『星のゼウスおりゅッセイ!』は一つ前の記事にも書きましたが、『NIGHT FANTASY』でも短編を書いている高尾瑞夫がシナリオ参加している『星のガールズオデッセイ』の人気ヒロイン「ゼウスちゃん」が大変可愛かったことから、高尾の先輩の早矢塚かつやが小説、もりたん、白谷こなかの挿絵でゼウスちゃん盛りだくさんの短編小説&挿絵のコミカル&とってもエッチな同人ライトノベルとなっています。

■第一話 ゼウスちゃん あるいは (星獣討伐がもたらす予期せぬ船外清掃)
挿絵:もりたん

夏の楽しいバカンスからしばらく経ったスペース・オデッセイ号。艦長たる《凶星の子》とその相棒アンタレスは超高速で飛来するかつて見たことがないほどの超巨大星獣に遭遇する。
その質量に死を覚悟する二人だったが、その窮地に現れたのは、こっそりまた仕事を抜け出しバカンスへ出かけていたという、宇宙最強のハンター「ゼウス」ちゃんだった。
水着姿で宇宙を駆ける物理的非常識ヒロイン「ゼウス」ちゃんに助けられたスペース・オデッセイ号だが、ゼウスちゃんのうっかりミスで船体が大変なことになり、みんなでデッキブラシ片手に船外洗浄をすることになるのだが、凶星の子はゼウスちゃんにせがまれてお風呂場へ連れ込み彼女の身体を洗浄してあげることになり……。

第二話 失われた伝説(ゼウス)を追い求めて- 挿絵:白谷こなか

ゼウスをはじめとした十二神の定例会議に一通の匿名の投書が舞い込んだ。

『ゼウスはビッチ』 

「あたしは処女よ!」とぶち切れるゼウスちゃんだったが、そんな彼女の言葉は他の十二神たちから
「意外に、純情なんですね……」
「経験してないほうが意外でしょう?」
と失笑を買ってしまう。
自分以外の十二神、とくにもっとも親しく、同じ処女の友達だと思っていたポセイドンまでが、密かに自分が心寄せていた《凶星の子》と結ばれ、自分ひとりが処女だったことを知る。
全宇宙最強、あたしが一番! で負けず嫌いなゼウスちゃんは思わず、やっぱりあたしは経験済みの非処女よと、脳内妄想トークでその場をしのごうとするのだが、その妄言はむしろ自分のビッチ説を裏付けるかのような話になっていき……ついにはなぜか時間の壁を越えて神話時代のギリシャへ……。

《凶星の子》とゼウスちゃんが結ばれるちょっと前の時間軸の物語。

ゲームをやってなくても読んで楽しめるように作っていますので、この機会にぜひ。